ウィーンのシューメーカー「バリント」 [今週の靴ニュース]
こんにちは、shoesaholicスタッフのjunです。
東欧オーストリアのシューメーカー「バリント」が
海外ブログにて紹介されていました。
紹介ページはこちら
今回ご紹介するのは東欧オーストリア ウィーンに
店舗兼工房を構えるシューメーカー「バリント」。
先代のラヨス・バリント氏はルーマニアで靴作りの修行をし、
帰国後の1985年に独自のブランド「バリント」を構えました。
惜しくも2010年に先代のラヨス氏は亡くなってしまいましたが、
彼のご子息ベラ・バリント氏がブランドを受け継ぎ、現在制作を担当してしています。
紹介ページ内の写真をご覧になってもお分かり頂ける様に、
独自の採寸により足型を細かく再現した木型には圧巻です。
ベラ氏もインタビュー内で彼の父ラヨス氏の言葉を引用しており、
「靴とベッドに関しては毎日の健康的な生活を送る上で欠かせないもの」
という哲学を心に留め制作をしているんだと深く関心しました。
隣国ドイツの医学的な要素の影響を汲んだ東欧ならではの靴作りの哲学。
サンプルで並べられた靴も東欧靴の雰囲気を残しながらもエレガントさを
感じる独特な仕上がりになっています。
決して飾り立てることや先進性を追求することのみが重要ではないという
ことをここまで体現しているブランドは数少ないと感じました。
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